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Lens Trouble Shooting (No.2)
こんにちは、
サンコンタクトレンズです。
ハードレンズ苦情解消のノウハウを電子メールでおどけする、
コンタクトトラブルシューティングMailサービス(No.2)をお送りします。
ハードコンタクトー
事前のチェックでトラブルを予防できます
ハードコンタクトレンズ(HCL)は手軽で便利。でも、使っているう
ちに具合が悪くなることがあります。HCLのフィッティング状態を評価
するには、主に、1)フルオレセインパターン、2)動き、3)安定位置、
が重要で、その後のトラブルに大きな影響を与えます。しかし、その他に
も事前に注意すべき点が幾つかあります。今回はHCLのトラブルを事前
に防止するちょっとしたコツをご紹介します。
コツ:眼瞼越しに指でHCLの位置を変え、トラブルの兆しをチェック
Check point−1)HCLが12時のリンブスを圧迫していないか?
レンズ渡しのフィッティングチェックの時、上眼瞼を人差し指で押し上
げながら、下眼瞼越しにHCLを親指で押し上げ、HCLのベベルが12
時のリンブスを圧迫していないか調べる。HCLの上端がリンブスにくる
よう指で押し上げた際、12時の位置のベベルにたまるフルオレセインの
巾が極端に狭くなったり、なくなったりする場合は、ベベルデザインが角
膜周辺部の形状に合っておらず、先ず「異物感」を訴え、瞬目が浅くなり、
やがて「下方停止」となり、「くもり」及び「角膜浮腫」に至ります。こ
のような場合は、エッジリフト(エッジの浮き上がり量)の高いデザイン
のレンズを注文し直すか、エッジリフトを高くするデザイン調整(注)を
おこなえば、患者さんのトラブルを未然に防ぐことができます。
Check point−2)レンズが変位している場合、角膜中央でのフィッティン
グはパラレルか?
HCLの静止位置が中央でないとき、静止位置でのフルオレセインパタ
ーンのみでベースカーブ(BC)の適不適を判断すべきではありません。
眼瞼越しにHCLを指で押して角膜中央に持っていき、フィッティングが
パラレルかどうか判断します。角膜中央でのフィッティングがパラレルで
ない場合はBCを変更します。
角膜中央でフィッティングがパラレルであるにもかかわらず、安定位置
が上方または下方の場合、角膜形状や眼瞼の影響およびレンズデザインの
不適が考えられます。安定位置は中央以外では、レンズが動くので上方の
ほうが下方より比較的ましな傾向があります。しかし、上方の場合エッジ
が眼瞼結膜を刺激して、異物感が生じ、それを回避するため瞬目が浅くな
り、くもりなどを訴える場合があります。これは上眼瞼によるレンズのわ
え込みのせいであり、フロントをカットする(HCL周辺部の厚みを薄く
する)調整を加えるか、直径を小さくする調整を加えれば、安定位置が中
央となり、くもりや異物感のトラブルが軽減する場合があります。
また、角膜中央でのフィッティングがパラレルで、安定位置が下方かつ
下三白眼の場合、レンズが下方固着しやすいのですが、HCLの直径を大
きくしたり、MZ加工、フロントウェーブにしたり、またオプチカルゾー
ンの広さを変えると、レンズの動きが確保でき、うまくいく場合がありま
す。なお、レンズが下方でチョコチョコと少しだけ動く場合は、動いてい
るという意味で、下方固着ではなく下方安定の範疇に入るのですが、レン
ズが動いているからよいというのではなく、トラブルの多さでは下方固着
と同じ部類に入るといっていいでしょう。
Check point−3)レンズ中央のフルオレセインの深さは、角膜の中央と
周辺で同じか?
眼瞼越しにHCLを指で押し、レンズの位置を変え、レンズ中央のフル
オレセインの深さを角膜の中央と周辺で比較すると、角膜の非球面性の程
度が把握できます。角膜中央でフルオレセインがパラレルで周辺部でクリ
アランスが深くなる場合、その角膜の非球面性は高く、HCLの直径は小
さいほうが良い傾向があります。また、中央でも周辺部でもパラレルな場
合は、非球面性が低く(球面に近い角膜形状:ラウンドコルネア)、レン
ズの直径を大きくした方がうまくいく傾向があります。このような角膜の
非球面性(Q値)により、直径を変える試みについては、今年の日本コン
タクトレンズ学会で、小玉、濱田、稲葉先生により報告され、現在も続行
しております。
注)レンズデザインの調整とは、レンズの周辺を削ったり磨
いたりして、眼の形に合わせてレンズデザインを変えることで
す。株式会社 サンコンタクトレンズはレンズ調整サービスを
おこなっている世界でただ1つの会社です。そして、一人一人
の眼に合わせてレンズをデザインするカスタムメイドシステム
でレンズを提供しています。
コンタクトレンズトラブルシューティングMailサービスに関するご意
見・ご感想を下記までお寄せ下さい。
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〒604-0983 京都市中京区麩屋町通夷川上ル笹屋町475番地
(株)サンコンタクトレンズ コンタクトトラブルシューティング Mailサ−ビス係
TEL 075-221-6861 FAX 075-221-7810 http://www.sun-con.com/
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