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Contact Lens Trouble Shooting (No.7)

 こんにちは、サンコンタクトレンズです。
 ハードレンズ苦情解消のノウハウを電子メールでお届けする、
コンタクトトラブルシューティングMailサービス(No.7)をお送りします。


★ハードコンタクト:把握しにくい下方固着を見つけるには

問診/症例 20歳女性。コンタクトレンズ(CL)歴はハードコンタクトレ
ンズ(HCL)を6ヶ月。以前は12-3時間装用していましたが、最近8時間く
らい装用すると、圧迫感、くもり、充血、視力不良があります。HCLが必
要で使っていますが、うっとうしくて耐え難い状態とのことです。「処方
してくれた近医に、再々診察していただいたのですが、『良く合っていま
すよ』といわれ、行っても改善していただけないので」、と受診。

今日の装用時間/
今日は、朝7時から装用し、検査は午後2時で7時間装用して来院。
検査/
1)フルオレセインパターンは、ベースカーブ(BC)ややスティープで、
  ベベル巾は狭い。
2)レンズの動きと静止位置
 a)スリットランプを見ながら「瞬目して下さい」と声をかけると、動
   きは良好、位置も良い、が、
 b)しばらく無言で観察すると(1分)、下方固着する。
 c)エッジリフトチェックーエッジリフトは小さい。
 d)下方視チェックー下方視させると、レンズが下眼瞼と角膜の間に挟
   まれ、下眼瞼縁の上に出てこない。

 前眼部の状態を画像に示します(HCLのフルオレセイン画像を見るため
下記のアドレスをクリックして下さい)。
http://www.sun-con.com/clts/kh_6.htm
 (この方法で画像をご覧になれない場合は、ホームページ閲覧ソフトに
上記のアドレスを入力してください)

 ややスティープ程度のフィッティング状態で下方固着を起こしてしまう
ことがあるのはなぜでしょうか?

 スティープなBC、狭いベベル巾、エッジリフトの小さいHCLは、装用
後しばらくは異物感による涙の分泌により、レンズが動きますが、異物感
に慣れ、涙がおさまると、レンズはあまり動かなくなり、タイト症状にお
ちいります。タイト症状を起こすと、角膜は浮腫によりスティープ化し、BC
に対して角膜は一見パラレルに見えます。そして、観察のため瞬目を促す
と、レンズは動き、下方固着の状態を再現できず、原因がつかみにくくな
ります。

 これを確かめるには、HCLをはずした状態で来院させ、ケラトメーター
で角膜曲率半径を測り、HCL装用後の角膜曲率半径と比較すると、よくわ
かります。下方固着を見逃さないためには、自然な瞬きの状態で観察する
ことが大事です。

 下方固着の解消には、1)BCのフラットなレンズに交換する、2)ベ
ベル巾を広く調整する、3)エッジリフトを高く調整する(交換またはサ
イズカットによる)、などの方法があります。BCの交換だけで改善しない
場合もよくあり、BCがパラレルでも、ベベル巾が狭くエッジリフトが低
いと、レンズの動きがわるいことがあります。

 レンズの固着へとつながるサインを見逃さないため、装用後短時間のフ
ィッティング検査時にはレンズが適度に動いていても、ベベル巾、エッジ
リフトを充分チェックする必要があります。


 どのような内容でも結構です。コンタクトレンズおよびこのMailサー
ビスに関するご意見・ご質問・ご要望を下記までぜひお寄せ下さい。

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〒604-0983   京都市中京区麩屋町通夷川上ル笹屋町475番地
(株)サンコンタクトレンズ  コンタクトトラブルシューティング Mailサ−ビス係
TEL 075-221-6861 FAX 075-221-7810  http://www.sun-con.com/
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