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Contact Lens Trouble Shooting (No.14 )

 こんにちは、サンコンタクトレンズです。
 ハードレンズ苦情解消のノウハウを電子メールでお届けする、
コンタクトトラブルシューティングMailサービス(No.14)をお送りします。


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★ ハードレンズの更新とデザイン調整

「ハードコンタクトレンズ(HCL)は何年使えるのでしょう?」とよく患
者さんにきかれます。今回は、患者さんからの質問メールから、ハードレ
ンズの更新とデザイン調整についてお届けします。


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★☆ Question: from Y.F. 様 to サンコンタクトレンズ

 HCL使用にあたり3年くらいで、変更した方がいい、とある雑誌に書
いてありましたが、その根拠は?


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★☆★ Answer: from サンコンタクトレンズ to Y.F. 様

HCLの更新時期は、1)HCLの素材、2)取り扱い方、3)レンズの角膜
への適合状態、によってかなり違います。従来からあるPMMAのHCLを、
何度も切削、研磨しながら、30年以上装用している人もいますし、1年
も使用せずに「くもり」や「汚れ付着」などによって、廃棄する人もあり
ます。

1)ハードレンズの素材
酸素透過性の高いHCLは、酸素を透過させるため素材が粗いメッシュ構造
になっていて、透過性が高いほどメッシュ構造が粗く、瞬きの際、涙液交換
が悪ければ、角膜の老廃物などが蓄積しメッシュ構造を埋めることにより、
酸素透過機能が激減し、さらに汚れが蓄積し、角膜障害を起こす危険性が
あります。

透気性を高くするため使用されるフッ素やシリコンは、元来水をはじく性
質があり、レンズ表面を表面処理して水濡れをよくする場合が多いのです
が、水ですらくっつけるものは汚れもくっつけやすく、こすり洗いなどに
よって、表面の水濡れをよくした部分が劣化し、水をはじくという悪循環
を起こします。また、透気性の低いものに較べて、レンズの形状安定性が
劣るため、視力矯正効果が劣ります。

2)の取り扱い方については、常に洗浄に気を付け、指導された装用時間を
守って下さい。

3)レンズの適合状態がよく、涙の交換がスムーズに行えていて、レンズ
の静止位置がほぼ中央にある場合、トラブルは発生しません。レンズの適
合状態が悪く、トラブルを感じながら、矯正効果の良さのため我慢をして
ご使用を続けられますと、角膜障害が発生することが多々あります。寿命
は3年から5年といわれています。

それぞれの人の顔が違うように、眼の形も同じ人はいません。サンコンタ
クトレンズは、それぞれの人の眼の情報をできるだけ詳しく知り、より安
全で、快適なレンズを提供したいと念願しております。

また、作られたときはぴったり合っていても、眼は生体ですから、体調や
環境によっても装用感が変化することがあります。

当社のレンズは、調整可能なよう開発された素材でできており、眼科医の
協力を得て、不調を訴える方のレンズを切削、研磨などのレンズデザイン
調整サービスを行えます(コンタクトレンズメーカー各社の素材の中には、
調整できないレンズもあります)。

レンズを調整することにより、トラブルが解消して、より長くご使用いた
だけることも少なくありません。

この調整サービスは、サンコンタクトレンズのレンズをご使用いただいて
いるかぎり、10年でも20年でもアフターケアとして、行っております。


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☆★☆★ ちょっと一休み

◆ハードレンズの汚れと洗浄:洗浄でさらにくもる悪循環

HCLにひどい油性の汚れがついてレンズがくもっているように見える場
合があります。くもりといっても様々で、実際に汚れが付いている時は、
洗浄でよいのですが、汚れの付着ではなくエッジリフト(レンズの縁の浮
き上がり量)が大きすぎるため、涙がHCLの前面に十分ゆきわたらないた
めレンズがくもり、汚れているようにみえる場合があります。

汚れでないのに、汚れを落とそうと強力にこすり洗いをすると、レンズ表
面の状態が疎水化し水はじきをするようになるので、さらにくもりがひど
くなり汚れが落ちないように見え、またゴシゴシこする、という悪循環に
おちいります。

汚れでないが汚れにみえるくもりは「ドライなくもり」で、その見分け方
は、瞬目後1秒程度でレンズ上の涙が「フワッと」乾いていきます。また、
レンズを乾かしてスリットランプで観察すると汚れはついていません。

この場合は、レンズデザインの調整が必要です。ベベルのエッジリフトを
小さくするデザイン調整を試みて下さい。また、ゴシゴシこすってしまっ
た後は、HCLの保存液で軽くこすって(コンディショニングといいます)、
保存液にしばらく保存し、水道水で軽くすすいで装用して下さい。水道水
によるすすぎの際は指でこすらないのがポイントです(なお、表面処理の
劣化による水はじきには効果がない場合があります)。


 どのような内容でも結構です。コンタクトレンズおよびこのMailサービス
に関するご意見・ご質問・ご要望を下記までぜひお寄せ下さい。


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〒604-0983   京都市中京区麩屋町通夷川上ル笹屋町475番地
(株)サンコンタクトレンズ  コンタクトトラブルシューティング Mailサ−ビス係
TEL 075-221-6861 FAX 075-221-7810  http://www.sun-con.com/
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