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Contact Lens Trouble Shooting (No.17)

 こんにちは、サンコンタクトレンズです。
 コンタクトレンズ苦情解消のノウハウを電子メールでお届けする、
コンタクトトラブルシューティングMailサービス(No.17)をお送りします。
今回は、ソフトコンタクトレンズ(SCL)の角膜実質混濁についてお送りします。


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▼△▼ ソフトレンズの角膜実質混濁

通常のデイリーウェアのSCLで、過去に以下のような症例がよく経験されました。

1)終日装用のSCLで、患者が疼痛を訴え角膜全面にフルオレセイン染色が認め
  られ、角膜浮腫により装用中止。
2)治癒後、装用を再開すると3時間程度で同様の状態に戻ります。
3)SCL装用再開時には、角膜上皮にステインも障害も認められません。
4)そこで、約1週間装用を中止させ治癒後、異なったカーブのレンズや他のメー
  カーのものを装用させても、短期間に同様の障害を繰り返すことが多いようで
  す。

このような症例の角膜をよく見ると、上皮の状態は良くなっているのに、実質に霧を
吹いたような細かい混濁を発見します。この混濁はなかなかとれないのが特徴です。
そして、混濁がとれてから、注意深くSCLの装用を開始することが必要です。

このようにしても、SCLの装用でどうしても障害を起こす症例があります。その時
は、SCLの装用を中止し、HCLに変更して良い結果を得ることがたびたびあり
ます。

なお、角膜実質混濁の発見には、スリットランプによる直接斜照法よりも、虹彩から
の反射光によって観察する反帰光線法が、透過光が大きく、細かい変化がよく観察で
きるそうです。

SCLによる角膜実質混濁と虹彩からの反帰光線法による観察は、下記をクリック。
 http://www.sun-con.com/clts/sclkondaku_9.htm


これらの現象は、SCLとHCLの直径の違い(レンズによる角膜被覆面積)と 涙液交
換不良のためではないかと推測されますが、原因は不明です。以上、大阪市の
木内健二先生に教えていただきました。

このようなSCLによる角膜実質混濁の原因と対策についての臨床的な詳しい検討が、
より安全で快適なCLの発展に寄与すると期待されます。


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▼△▼△ 小玉先生のコメント

最近の定期交換SCLまたはディスポSCLで、同様な症例を経験されておられないで
しょうか? と小玉裕司先生(小玉眼科、城陽市)にお聞きしましたところ、次のコ
メントをいただきました。

「全く同じ症例は経験ありません。
しかし、これまでソフトを順調に使用されていた方が、やすいレンズがいいというこ
とで、あるSCLを処方したところ、数時間でやはりかすむという訴えがあり、角膜
の浮腫が認められました。
この方は、結局、他のSCLで解消しました。はじめのSCLの方も特にフィッティン
グが悪いというわけではなかったのです。私の症例も角膜上皮障害は認められま
せんでした。
長くコンタクトを処方していますが、このような症例は初めてでした。
多分、角膜の酸素必要量には個人差が大きいのではないでしょうか?ですから、
一寸したレンズのフィッティングやDk値、含水率、ソフトとハードの差が、角膜の
浮腫として如実に顕れるのではないでしょうか。」


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 どのような内容でも結構です。コンタクトレンズおよびこのMailサービスに関す
るご意見・ご質問・ご要望を下記までぜひお寄せ下さい。


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TEL 075-221-6861 FAX 075-221-7810  http://www.sun-con.com/
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